フリーランス言語聴覚士はしっ子の、こだわらない話

~北のマチのフリーランス言語聴覚士の医療教育系ブログ~このブログを本にしたい

どこから一歩踏み出したら良いのか、わからない人へ。

【第72回】

どこから一歩踏み出したら良いのか、わからない人へ。



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フリーランス言語聴覚士として、

嚥下障害予防の活動を開始して以来、


SNSやブログを通して、みなさまから相談を受けることが多々あります。



そこで感じることは、


みなさま好奇心旺盛で、
新しいことを始めたい意欲が高く、


そして自分の仕事を通して、
誰を幸せにできるのかに、


しっかりと気づいていることです。





単に目立ちたい、とか

今よりもっと儲けたい、とか



その動機では大切なことから
ぶれてしまって、

対象となるお客様にも見透かされます。

それは当然のことですね。





「なんのために、なにをするのか」
「なにをして、だれをしあわせにしたいのか」


そこは、対象者であり、世間であり、
そして最も大切なことは自分自身が幸せになること、です。



自分の決めたお仕事を通して、


自分自身を満たし、自分自身を幸せにする。



それがたくさんの人の幸せにつながっている。




不思議とこのような原理原則となっているのです。







さて、今回のブログテーマですが、


そのように大切なことに
感受性高く気づいていても、




行動にできない
どこから始めたらいいかわからない



その状態にいる方が多い様に感じます。



完璧に準備ができたら


この資格と、あの資格をとって
いまよりもっとできることが増えたら




こんな言葉、よく耳にします。




みんなが応援してくれるようになったら

自分に自信がもてるようになったら

成功する条件が整ったら




こんな風に内心思っている方も、


自分で気づいていないだけで
多いのではないでしょうか。




はっきりというと、


そんな都合よく、
ベストなタイミングなんて訪れません。




逆に言うと、
絶対に初めてはいけないタイミングもないと思います。





ここで、
少し私自身の経験をお伝えいたします。






新卒で入職し、がむしゃらに働き、


働くことが楽しくて、
必要とされることが嬉しくて、


無我夢中で言語聴覚士というお仕事に向き合っていきました。



学生の時はお金がなく、
(空腹で献血でジュースやお菓子をいただきにいくほど 笑)



働き始めると同年代の友人よりも、

学生時代の同期よりもお給料をいただき、

金銭的に満たされていることを
感じました。



飲んで、食べて、遊んで、お金を使い、

学生の頃には買えなかった
洋服やモノを買い、



でも、すぐに気づきました。

お金やモノでは満たされていない自分に。





それよりも、疲れていても




仕事の中で必要とされたり、

「ありがとう」と感謝してもらえたり、

自分の能力が活かされた時、



精神的に満たされる充足感がありました。


学生の頃に周りと比較して苦しい思いをした経験が、

すべて丸っと、自己肯定感が満たされていくような感覚でした。




だから私は、「自分だからできる仕事の在り方」を大切にしています。




私の場合の大切な価値観


お金やモノではなく、経験とヒトが大事であると
未熟な20代で気づけたからです。




そして、看取りの現場で
「命の現場」を経験したこと。



時間は有限であること、
そのうえで、しっかりと生ききった人は、無限の輝きを放っていること。



生まれた瞬間から
死に向かっているからこそ、

限られた命という時間を燃焼することが、


「命の現場」で教えてもらったことであり、
まさに命のリレーであると感じました。




そう考えると、「今」しかないんですよね。




「今」やりたいと思ったら、やる。


それが今の心の状態だからです。





私自身も、退職し、今後の自分が向かいたい方向性を立てたとき、

たくさん悩みました。




本当はたくさんの理由を並べて、

逃げ出したい気持ち、

自分の本当の声を無視したくなりました。




でも、
自分の本当の声は無視できないのです。


なぜなら気づいてしまったから。




私の場合、

自分がやりたいこと、
向かいたい方向が見えているのに、


それを無視していた時、だんだんと身体の調子が悪くなっていきました。




朝の出勤の足取りは重く、
なんだか気持ち悪い・・・。

表情は暗く、顔色が悪い。

現実逃避のようにたくさん食べ、

体内の循環も悪く、
排出できず体内で滞りを感じていました。



心と体がちぐはぐで
悲鳴をあげていたんですね。



「あぁ、そうか。心の声を聴いてあげていないから苦しいんだ。

ちゃんと自分の本当の声を認めてあげよう。」





そこからすっと楽になり、


自分が行動しやすいように、


ポジティブな、「今」始める理由を並べていきました。




年齢的にも、
まだまだやり直しのきく年だから大丈夫。

親もまだ元気で、
介護の心配もないし大丈夫。


夫もいるし、何かあったとしても大丈夫。

失敗しても、
命までとられないから大丈夫。


そもそも失敗なんて
ものはないから大丈夫。




心配な理由を並べた方が、
一時的には楽かもしれません。


勇気をもって行動しなくて済んで
あぁよかった~って。




でもね、現在地を変えるために、
行動しないとなにも始まらないのです。



だったら前向きな大丈夫の理由を並べて、


それで自分の心が不安よりもワクワクが勝ってきたのなら・・・



それは、やっぱり「今」がベストのタイミングなのです。



心が決まり、
「やるぞ!何があっても大丈夫!」と覚悟が決まったときが、

人ぞれぞれのベストな時期です。



周りがGO!と言ったからではない、



自分の行動に、決断に、

責任をもつためには、
自分の心の声に従うこと。




ぜひ、みなさんには、

自分の本当の心の声に
耳を澄ませてあげてほしいと思います。



必ず答えは自分の中にあります。


周りが教えてくれるものではないのです。



私自身も、
何度も使った合言葉

「本当はなにがしたいの?」




これで何度も、自分の原点に立ち返り、



仕事を通して満たされている
幸福な自分自身に戻ることができました。




だからこうして、
今日も楽しく働いている。





数あるお仕事の中から、

本当にやりたいことに気づき始めている人は幸せものです。



ぜひ、その気づきと声を無視しないでくださいね。




あなたが勇気をもって
一歩踏み出すことで、



幸せになれる人がいて、
あなたのその勇気を待っているのですから。