フリーランス言語聴覚士はしっ子の、こだわらない話

~北のマチのフリーランス言語聴覚士の医療教育系ブログ~このブログを本にしたい

伝える、伝わる、その先に。【~地方の言語聴覚士が講演で目指すもの~】

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第65回

伝える、伝わる、その先に。

【地方の言語聴覚士が講演で目指すもの】






私は、今、

北海道北見市言語聴覚士として、

介護施設や訪問リハビリ等で臨床業務、

NPOでカフェ運営するカフェオーナー、

時に、呼ばれた場所で講演活動したりと、

言語聴覚士のスキルを最大限に生かして
働いています。



地方だから、とか
都会だから、とか



「それっぽい理由づけ」なんて
本当の理由にならなくて、


地方でも、都会でも

売れるものは売れる。
ウケるものはウケる。


地域特性の違いで
同じことをやって効果は万別でも、



サービスを提供し、サービスを受け取る人がいる、



この法則性は変わらないのです。




今後、言語聴覚士のスキルを生かす「最大限」は、


よりその枠が広がり、
書く仕事、価値を掛け合わせ生み出す仕事等 

広がっていけるかと思っています。



ひとつ特化したこと、

×  専門性   ( かける 専門性 ) は、


無限に掛け算でき、最大の武器になります。






地方でも、都会でも、

聞く人は聞いてくれるし、
読む人は読んでくれる。

伝わる人には、伝わるのです。



物事には完全や、完璧や、
100%なんてないので、


どんなに周到に用意をしても、



少しのミスはするし、
なかなか完全にうまく思った通りになんてゆかない。



だから、
同じ伝え方をしても、


伝わる人もいるし、伝わらない人もいる。

伝わらない人もなかにはいるけれど、
伝わる人は確実にいる。


この法則性もまた、変わらないのです。







** 多くの方が悩む「伝え方」。

お話でも、プレゼンテーションでも、

どう「伝えるか」に焦点をあてがちです。


ゴールがはっきり定まってないまま
戦略をたてるので、


準備時間があくせくかかり、
あげく空振りといった事態に陥りがちです。




でも、大切なのは、
** 「どう伝わるか」



その対象者に「どう伝わって」欲しくて、
どんな「行動」をとってもらいたいか。




この「どう伝わるか」において、

私が大事にしていることが2つあります。




1つは、

共通言語で話すこと。

よく、テレビの評論家の皆様が、
経済用語や、カタカナ言葉で


簡単なことを難しく話していたりしますが、


あれはその道の専門家と、
テレビを見ている視聴者の


日常使いで共通してとらえ、
つかっている言語が違うから。



同じことを話し、伝えているつもりでも、


「共通言語」が違うと伝わらないのです。





また、私が大事にしている2つ目は、

「喩え(たとえ)を効果的に使う」


こと。


これもまた、
大変優秀な方々によくあることなのですが、


わかりやすいように「喩え話」をして説明してくれるけど、


これがどうにもわからない(笑)


「喩え」を活用することの絶対条件は、
「わかりやすくならなければならない」ことです。



それが、

例え話を理解しようと必死しにさせてしまうことで、



かえってわかりづらくなってしまっていることって、
よくあります。



話している人にとっては、

共通のカテゴリーに入っていることだから、
「喩え話」になるけれど、



聞き手にとっても
同様にカテゴライズされていなければ


「喩え」はいつまでたっても、

「ピンとこない」のです。





お相手の

共通言語で、同じ目線になり、

同じものを連想する努力をしながら、

わかりやすい喩えを活用して、

「こんな風に伝わって、聞いた後にはこんな感情になり、

こんな行動をとってほしい」




そこをしっかりとゴールイメージできていなければ、



どれだけ話し、

時間やエネルギーを注力したところで、



互いに疲弊する、
そんなことが起こりえるのです。






私は縁ある場所で、


嚥下障害予防の講演をさせてもらいながら、




そこでいつも、
聞き手がどんな感情になり、
どんな行動をとってもらいたいか、

具体的にイメージします。




もちろん
初めからうまくいったわけではありませんが、



いろんな施設様を訪れる中で、



どこかの研修会や勉強会で
聞いてきたお話や知識をいかしきれず、


間違った解釈をしていたり、


逆に
学んだことに一生懸命に取り組んだ結果、



過剰に支援してしまっている、

ことも見受けられます。




あとあと、聞き手が苦しむことのないよう、

エスコートすることも大切な役割だと思っています。





そんなことを日々のご縁の中で、
大切に関わらせて頂いています。






喋ることは、たんにおしゃべりであり、

話すことは、伝えることであり、
伝えることより、伝わることが大切であり、
伝わることは感情や体験を共有することである。





これからも、
より伝わる講演、活動を目指していきます。



一歩先をイメージしていきましょう!