フリーランス言語聴覚士はしっ子の、こだわらない話

~北のマチのフリーランス言語聴覚士の医療教育系ブログ~このブログを本にしたい

選んだ頃のように

【第47回】

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深夜にブログを更新するものではなく。



昔から、手紙は夜中に書くなといわれているそうで、


夜はどうも文章がおかしくなるらしい。


感情にのせて、前頭葉の働きが弱くなっているのでしょうね。





自分の仕事をふと考えると、



どうやっても、

そこに

「じいちゃん」の存在がある。



じいちゃんがいたから
深く知ったこのお仕事。



じいちゃんがいたから
出逢えた人。



今回、新たな仕事の展開を始めたことで、


「嚥下障害」をキーワードに、


すでに
出逢いと広がりが日に日に増していく。




「あの日」から、ずっと
続いている。



じいちゃんが、
食べられなくなった事実と
向き合ったあの日。



じいちゃんが
亡くなった連絡を
留守番電話で知ったあの日。


あれからなるべく、
出られる電話はでるようにしてるよ。
いくつもの留守電を一つ一つ聞くのは
もう嫌だから。




働き出して
嚥下障害の方の多さに驚いたあの日。

何ができるのか、
何もできない、と
自問自答した。



目の前で急変する人、
怖いなんて言ってられないほど、
命が目まぐるしく変化していく。


出来ることは、
今ある目の前の命に向き合うこと。



明日でいいや、
また今度でいいや、
自分の怠慢で、
もう二度と会えなくなったこともある。



数々の人の最期をみるなかで、
いつしか慣れていく自分が嫌で、


その人を
最期を忘れないために


医療の現実のスピードに
流されないように


「人が亡くなる感覚」に慣れないように
必死だった。




この道は、
じいちゃんがひいてくれた道だと思ってる。



私も人間だから、


いつか、じいちゃんが夢に出てきて、


「よくやったなぁ。がんばったなぁ。」



って、
いってくれたらなぁと、
秘かに思っている。




実は、
これまでも

そろそろじいちゃんが
夢に出てきてくれるかなぁとか、


思ったこともあったけど、


どうやらまだまだらしい。



まだ微塵も届いていない。


そりゃそうだ。




与えられた道。


精一杯歩かないと怒られるかもしれない。




どんなに迷っても、
やっぱりこの道を歩きたい。




言語聴覚士であることに、
こだわり続けたい。